本日も記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
サイト管理人の「いぶ(@1bu_firecatlife)」です。
今日は・・・
ということで、やっていききます。
この記事は、

- 優良な高配当株を教えて!
- 第一生命HGってどんな会社?
と、いう方の参考になるかなと。
前回、記事にした「【高配当株の買い方】重要ポイントは8つ!頭の中を整理して「自分ルール」を作ろう!」の大切な部分・・・
本日も記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 サイト管理人の「いぶ」(@1bu_firecatlife)です。 今回は・・・ いぶ日本[…]
- 企業の過去・現在・未来
- 重要ポイント8つ
- 自分ルール
この3つを交えながら、分析していきます。
- 第一生命HGの分析結果
- 重要ポイント8つをクリアしているか
- 第一生命HGは投資対象として適しているか
第一生命HGの分析結果からいうと・・・
分析結果
- 創業100年以上の大企業
- 2020/03まで業績・財務優秀
- 第一生命HGは適格な高配当株
- 2021/03時の営業活動によるCF赤字が少し気になる
と、行った結果になりました。
注意事項
特定銘柄への投資を推奨する記事ではありません。
投資は、リスクがあります。
投資の最終判断は、ご自身でお願いします。

それでは、分析にいきます。
第一生命ホールディングスとは。
まずは、第一生命ホールディングスとは、どのような企業なのか。みていきましょう。
1902年の創業
- 日本で最初の相互会社「第一生命保険相互会社」を設立。
1923年に関東大震災
- 迅速な対応(保険金の支払い)で、信用を得る。
1932年に業界2位へ
- 保有契約高で10億円を突破!!

1970年〜海外に進出!!
- アジア圏だけでなく、NY、ロンドン、香港なども。
1955年 阪神・淡路大震災
- 保険金請求の手続きを簡素化!

2000年に入って・・・
- 2002年に創立100年
- 2010年に東京証券取引所第一部に上場
- 2016年にかんぽ生命と業務提携
ざっと駆け足で、みてきました。
事業も、海外まで広げいます。
第一生命ホールディングスのライバル企業はこの会社!
遠い昔ではありますが、一度業界2位まで上り詰めた第一生命HG。
では、現在ではどうなのでしょうか。
時価総額も見ながら、ライバル企業をみてみましょう。
時価総額ランキング
順位 | 会社名 | 時価総額 |
1位 | 東京海上ホールディングス | 3兆5865億円 |
2位 | 第一生命ホールディングス | 2兆2876億円 |
3位 | MS &ADインシュアランスグループホールディングス | 1兆9240億円 |
4位 | SONPOホールディングス | 1兆5728億円 |
5位 | かんぽ生命 | 1兆1702億円 |
以上、上位5位です。

5位までは、みなさんも知っている保険会社がならんでいますね。
その中でも、3位と僅差ではありますが、2位を確保しています。

業務提携している、かんぽ生命も5位にくいこんでいます。
かんぽ生命ってどんな会社?
次は、業務提携をしている「かんぽ生命」についてみてみました。
かんぽ生命とは。
2006年09月01日 | 郵政民営化の準備会社として株式会社かんぽを設立。 |
2007年10月01日 | 株式会社かんぽ生命と商号変更を経て発足。生命保険事業を受け継ぎ、主要の施設・職員を継承した。 |
2015年11月04日 | 日本郵政とともに、東証1部へ上場。 |
2016年03月29日 | 第一生命と業務提携 |
2020年01月01日 | 不正契約問題で、3月末まで業務停止命令。 |
2020年10月05日 | 業務再開 |

かんぽ生命の特徴として・・・
しかし、そんな地域密着の販売方法から、不祥事が起きてしまいました。

と考えてた人が、多いだけにとても残念な事件でした。
詳しく知りたい方は、下記のリンクからどうぞ。

事件の詳細
この件に第一生命は、関わっていません。
第一生命ホールディングスのグループ企業を調べてみた。
次は、第一生命ホールディングスのグループ企業をみてみましょう。
企業一覧
会社名 | 業務内容 |
第一生命保険(株) | 日本における生命保険事業 |
第一フロンティア生命保険(株) | 日本における生命保険事業 |
ネオファースト生命保険(株) | 日本における生命保険事業 |
アセットマネジメントOne(株) | 投資運用業、投資助言業 |
第一生命リアルティアセットマネジメント(株) | 私募リート(第一生命ライフパートナー投資法人)の運用 |
株式会社 第一生命経済研究所 | 内外の経済、金融、産業、社会、文化および生活設計上の諸問題に関する調査・研究等 |
株式会社QOLead | ヘルスケア・シニア領域でのサービス提供、サービス受託開発・運用等 |
株式会社第一ビルディング | オフィスビル等の運営・管理、不動産に関する企画・コンサルティング、損害保険代理業等 |
相互住宅株式会社 | 不動産の売買、賃貸借、管理、仲介等 |
日本物産株式会社 | セールスプロモーション、オフィスサプライ・ビル管理用品・石油製品販売、トラベル事業、保険代理店等 |
以上、10社がグループ企業です。
業種別にすると、ざっくりこんな感じです。
- 保険
- 資産運用
- 調査・研修
- 不動産
- トラベル
- プロモーション
株主優待はあるの?
残念ながら、株主優待はありませんでした。

重要ポイント8つを押さえて優良高配当株か確かめてみよう。
ではでは、業績をみてみましょう!
そして、一緒に重要ポイントをチェックして、投資するのに適しているか。を確認していきましょう。
重要ポイント8つ
- 売上高
- EPS
- 営業利益率
- 自己資本比率
- 営業活動によるCF
- 現金等
- 一株当たり配当金
- 配当性向
重要ポイント8つについて詳しく知りたい人は、「【高配当株の買い方】重要ポイントは8つ!頭の中を整理して「自分ルール」を作ろう!」を読んでみてください!
本日も記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 サイト管理人の「いぶ」(@1bu_firecatlife)です。 今回は・・・ いぶ日本[…]

重要ポイント①売上高
チェックポイント
- 右肩上がり
- 増減が激しくない
自分ルール
経常収益、綺麗な右肩上がりとはいえません。
ですが、増加傾向になり、安定していますね。
売上高ではなくて、経常収益をみる理由については下記のリンクを参考にしてください。


それっぽい回答が、書いてるリンクを貼っておきます。
重要ポイント②EPS
チェックポイント
- 右肩上がり
自分ルール

文句なしの右肩上がり。

売り上げ同様に、今季は下がる予想になっています。
需要ポイント③営業利益率
チェックポイント
- 10%前後(07%前後が平均)
自分ルール
- 10%前後の企業に投資する。
が・・・

売上高と同様に、営業利益率も保険業は少し違うようです。
調べたところにとると・・・
営業利益率を算出するには・・・

???
売上高がないから出せないってこと?
営業利益を出すには・・・
- 売上高―売上原価=売上総利益
- 売上総利益―販売管理費=営業利益
・・・販管費もIRBANKには、載ってなかったし。

と、いう感じで簿記の知識がないことを嘆いてもしょうがないので。

と、気持ちを切り替えて次にいきまーす。
重要ポイント④自己資本比率
チェックポイント
- 40%〜60%になっている。
自分ルール
- 40%以上あること。


で・す・が!!
ここで、学長のお言葉をしっかり思い出しましょう。
と、学長はおっしゃっていました。
有価証券もみてみましょう!!

有価証券を加味した金額を出してみると・・・
82.9%
重要ポイント⑤営業活動によるCF
チェックポイント
- 毎年黒字
- 長期的にみて、増加傾向
自分ルール
- 10年間赤字なし

増減はしていますが、長期的にみると増加傾向にあります。
直近は伸び悩んでいますが、激しいく減らす年はありませんでした。

マイナスあるけど・・・買ったの?

重要ポイント⑥現金等
チェックポイント
- 長期的にみて、現金が増えているのか。
自分ルール
- なし

問題ありません。
しっかりと、増加傾向になります。
重要ポイント⑦一株当たり配当金
チェックポイント
- 頻繁に配当金が減っていないか。
- 0円配当になっていないか。
自分ルール
- 直近10年間で増配している。
- 不景気にも配当金を出せている。

現金と同じく、問題ありません。
増配+安定していますね。
重要ポイント⑧配当性向
チェックポイント
- 30〜50%台になっているか
自分ルール

少し低いですが、問題ありません。

第一生命ホールディングスは投資してみる価値あり。
以上、第一生命HGの企業分析でした。
営業活動によるCFには、マイナスがありました。
でも、その他の数値は優秀です。
- 過去の業績も優秀
- 現在の業績も問題なし
では、未来は・・・???

保険という商品自体、むやみやたらに加入するのはNG。
と、自分なりに勉強してきました。
- 自分の状況
- 家族構成
など、よく検討して加入することが大切です。
しかし、全くなくなってしまうことはないのかな。とも思います。
特に今の日本は、保険に入るのが当然。的な考え方の人が圧倒的に多いから。
企業も、保険に加入していますし。
本当に保険に加入するのが、いいか。悪いかは置いておいて・・・
と、今はこの程度のことしか考えられませんが
今後も引き続き勉強を重ねて、未来の予想もできるようにします。

第一生命HGは、引き続き業績を含めて、みていきます。
重要ポイント8のまとめ
項目 | 補足 | |
売上高 | ○ | |
EPS | ○ | |
営業利益率 | – | 算出できないみたい? |
自己資本比率 | ○ | 有価証券も含めて |
営業活動CF | △ | 2021/03の決算は赤字。 |
現金等 | ○ | |
一株当たり配当金 | ○ | |
配当性向 | ○ | 低い。危険を感じる高さもない。 |


次に自分ルールに当てはまっていたか。
を、みてみます!

自分ルール
項目 | 内容 | |
配当利回り | 3.8%以上 | ○ |
営業利益率 | 10%前後 | – |
自己資本比率 | 40%以上 | ○ |
営業活動CF | 直近10年赤字なし | × |
一株当たり配当金 | 10年間で増配あり | ○ |
不景気でも配当を出している | ○ |
かれこれ、10社以上みてみたけど・・・
結構無理なルールになってるのかな・・・と、感じました。
見直しが必要そうです。
ということで、今回はこの辺りで〜
以上、なにかひとつでも参考になれば幸いです。

初めての銘柄分析してみた。ってお話でした。